成年後見制度申立ての流れ

■法定後見の申し立ての流れ
・家庭裁判所に後見人選任の申立をする
後見人選任の申立人となれるのは本人、配偶者、4親等内の親族、未成年後見人、未成年後見監督人、保佐人、保佐監督人、補助人、補助監督人、検察官です。
これらの者が家庭裁判所に対して後見人選任の申立てを行う必要があります。

・家庭裁判所に必要書類を提出する
成年後見の申し立てには、申立書、申立人の戸籍謄本、本人の戸籍謄本、戸籍の附票、登記事項証明書、診断書、成年後見人候補者の戸籍謄本、住民票、身分証明書、登記事項証明書、申立書付票等を準備した上で家庭裁判所に提出する必要があります。
これらの書類を準備して提出するには。ある程度の時間と手間がかかります。

・家庭裁判所による面談
家庭裁判所の調査官が申立人、後見人候補者と面談を行います。申立の理由や本人の状況後見人候補者の経歴などが確認されます。

・家庭裁判所による確認
家庭裁判所が、本人の家族等から事実関等について確認します。

その後、家庭裁判所が医学鑑定や本人との面談等を行い、家庭裁判所によって決定が行われ、申立人と後見人に審判書が送付されます。
通知書が送付された2週間後に通知内容が確定し、後見人候補者が後見人としての仕事を開始することになります。

弁護士法人しんらい法律事務所では、港区、目黒区、世田谷区、品川区を中心に、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県にて、相続、不動産トラブル、離婚、債務整理など、様々な法律問題について幅広くご相談を受け付けております。

初回相談は30分無料にてお受けしておりますので、何かお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までご相談ください。