不動産相続

不動産相続が相続に際しトラブルとなるのは、どういった場合が考えられるでしょうか。

不動産相続が問題となるケースとして、不動産が相続する財産のうちほとんどすべてを占めている場合や、複数の相続人が不動産の取得を主張している場合などがあげられます。
なぜなら、不動産は金銭のように分割することができないため、相続人が複数いた場合に分配して相続することが難しいからです。
こうした場合には、不動産を部分ごと物理的に分割したり、不動産を相続した人が本来不動産を分割すべき分をほかの相続人に金銭で支払ったり、不動産を売却することで現金にし、現金を相続人間で分割したりする方法が考えられますが、これらの方法のうちどれを選択するかについても、相続人それぞれの立場により適切な選択が異なり、意見がまとまらない部分となります。

また、不動産を相続する相続人が確定している場合であっても、不動産の評価額は固定資産評価額・路線価・時価評価など様々な基準を用いるため、各相続人にとって都合のいい評価額が主張され、まとまらないことがあげられます。

こうしたトラブルでお困りの際、ないしこうしたトラブルを未然に防ぎたい方は、ぜひお早めに弁護士などの専門家にご相談いただくことをおすすめします。
弁護士にご相談いただくことで、適切な不動産分割方法をご提案させていただいたり、相続人間での交渉を代行させていただいたりして、適切な不動産相続を実現することが可能です。

当事務所では、港区、目黒区、世田谷区、品川区を中心に、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県の皆様からご相談を承っております。
不動産相続についてお考えの方は、お気軽に弁護士法人しんらい法律事務所までご相談ください。